Actualités - GCC便り
2025秋の生産者訪問
Champagne Senez
お客様のリクエストで初訪問。異常に長い熟成期間、キュヴェによっては204ヶ月!
マロラクティックをしない製法で、少しでも長く熟成、が特徴。土壌柄やはりピノノワールの配分が多い。コストプレジール良し。
Senez 初訪問
Senez 試飲
Ludovic Martin
久々の訪問で、2023を試飲。
Chardonnayは収穫時に30度あって酸が弱いが、綺麗な仕上がり。
Aligotéは、特徴の酸が消えてふくよか。ブラインドならPinot blancと言ってしまいそう。
Hautes Côtes de Nuitsの赤も酸が足りないと思いきや、なんとスレンダーボディ。3~5年後が楽しみ。
Gevreyはかなりの完成品で、今飲み始めても良いくらいだが、5~10年は置きたい。
10月23日時点で、コートドールはすっかり色づき秋の気配。更に黄金に染まるだろう! 葡萄の樹も1シーズンお疲れ様でした!
L Martin 2023試飲
L Martin氏と
Romanee Conti 畑
(須藤)
須藤 秀章
1986年にAcadémie du Vinでワインに開眼。CIDDのAlain Segel氏によるワインと料理の組み合わせ(Mariage)に感動して以後、自らも垂直試飲・平行試飲を中心とする比較試飲会を企画。在パリのワイン愛好者が集まっての試飲会を1991年にGrand Cru Clubと名付ける。
1995年より日本でも試飲会を開催。パリでの試飲会にワイン生産者を招いたり、産地を訪問して葡萄の生育や醸造への理解を深めるツアーを企画したり、ワインのもたらす楽しみを少しでも多くの人と分かち合うために情熱を傾けている。